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ウイスキーやビールなどで有名なワールド・◯◯◯・アワード。今年2016年もウイスキーですとサントリーの「響」や富士御殿場蒸留所の「シングルグレーン25年」が受賞しています。

ウイスキーやビールの場合は日本で造られている商品が受賞していたりするので、案外情報が手に入りやすいかと思います。反面、日本で生産されていないジンやテキーラなんかだと情報が流れていないことが多く、生産者も少ないことから需要もあまりないのだと思います。

手に入れることのできる銘柄も限られてきますし、わざわざ国内で販売されないものに広告費をかけても仕方ありませんからね。

というわけで、そういったことを気軽にできるのがインターネットです。

今回は、数あるワールド・◯◯◯・アワードの中でもバーの営業として使えそうなジンにしぼってワールド・ジン・アワード2016の受賞された銘柄を紹介させていただこうかと思います。

 

ワールド・ジン・アワード2016

The World’s Best Cask Gin 2016

☑Professor Cornelius Ampleforth Bathtub Gin – Cask-Aged(コーネリアス・アンプルフォース教授のバスタブ・ジン-樽熟成-)

☑生産国:イギリス

☑ABV:43.30%

コーネリアス・アンプルフォース教授は彼が教授の称号とタイトルを得る前からとてもマッドな人物だったそうです。

元々お酒造りに関心の高かった彼は2011年の秋にバスタブ・ジン をリリースすることによって長年の夢を達成しました。他にも今回受賞した樽熟成のジン以外のジンやアルコール度数91.2%のアブサンなども製造されています。

 

Best Compound Gin 2016

☑Professor Cornelius Ampleforth Bathtub Gin Navy-Strength(コーネリアス・アンプルフォース教授のバスタブ・ジン-ネイビーストレングス-)

☑生産国:イギリス

☑ABV:57%

またもやコーネリアス・アンプルフォース教授の商品になります。

賞の名前にもなっているコンパウンド・ジンというのは、グレーンスピリッツにハーブやフレーバー、糖分などを添加することによって造られる合成酒的なニュアンスのジンになります。

ネイビー・ストレングスというのは実際に海軍にて呑まれていたアルコール度数が57%もあるジンのことをいいます。日本でもプリマスジンにネイビー・ストレングスという商品が入ってきていましいたのでご存じの方も多いと思います。

The World’s Best Contemporary Style Gin 2016

☑Biercée Thesis & Antithesis(テーゼとアンチテーゼ)

☑生産国:ベルギー

☑AVB:44%

こちらの賞はコンテンポラリーつまり現代スタイルのジンになります。

Biercéeというのは蒸留所の名前です。発音ははっきりとしなかったので割愛してしまい申し訳ありません。こちらの蒸留所は1946年以来オー・ド・ヴィーや洋梨などのリキュールを生産していました。

職人の手によって毎回ボタニカル毎に蒸留されており、ココアやケシなどの変わった素材が使われています。基本的にはモルトとフェンネルのフローラルさとクミンやラベンダーのスパイシーの香りが特徴的なジンということです。

 

The World’s Best London Dry Gin 2016

☑Cotswolds Dry Gin Non-Chill Filtered(コッツウォルズ・ドライジン-ノンチルフィルタード-)

☑イギリス

☑ABV:46%

製作しているのはコッツウォルズ蒸留所になります。こちらはウイスキーが好きな方なら聞き覚えのある名前かもしれませんね。

そうです。来年の2017年にシングルモルト・ウイスキーを販売予定の蒸留所の製品です。日本でも探せば手に入るので購入された方も見えるのではないでしょうか?

製法は小麦のグレーンスピリッツにジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカを浸漬し、残りの6種類のボタニカルを蒸留しながらエキス分を取り出していきます。ボタニカルにはコッツウォルズ名物のラベンダーも含まれているそうなので女性ウケするかもしれませんね。

 

Best Traditional Style Gin 2016

☑Penninger GRANIT Bavarian Gin(バイエルン・ジン)

☑生産国:ドイツ

☑AVB:42%

1905年から続くバイエル地方の老舗蒸留所になります。ドイツの伝統的なお酒を造っているメーカーですが、環境対策のためのCO2排出問題や原材料に関しても有機農業に取り組んでおり、現代的に地域密着型の経営をされているところです。

伝統的な手法で造られているというこちらのバイエルンジンは、ジュニパーベリーやレモンバーム、カモミールなどのバイエルンの森から手に入れた素材を使っています。

相変わらず発音がはっきりしなかったので、名前がそのままで申し訳ありません。

 

World’s Best Gin 2016

☑Martin Miller’s Gin Westbourne Strength(マーティン・ミラーズ・ジン ウェストボーン・ストレングス)

☑生産国:イギリス

☑ABV:45.20%

さて、お待ちかねのワールド・ベスト・ジン2016のマーティン・ミラーズ・ジンです。

骨董商のマーティン・ミラーズが友人2人ともに自分たちが理想とするジンを開発するために立ち上がりました。

世界中から厳選されたジュニパーベリー、コリアンダー、リコリス、レモンピールやライムピールなど10種類のボタニカルをスピリッツに浸漬し、1903年設計の銅製ポットスチルで通常の連続式蒸留機よりも低い温度で蒸留。

そしてなんと、ブレンドに使用される水はアイスランドの氷河が使われています。

さすが骨董商が造るだけのことはあります。随所にこだわりが感じられるスーパープレミアムジンと言ったところでしょうか。

こちらのジンは特によい成績を収めたせいか、他の受賞されたジンよりも見つけやすいので、探して見ればすぐに手に入れることができると思います。

 

マーティンミラーズジン