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せっかくのいいウイスキーを手に入れたのに、いざ注ぐグラスを持っていない。

来客時にちょっとした気の利いたグラスがなかったらかっこ悪いですよね。

そこでテイスティングの方法を踏まえた上でおすすめのグラスをご紹介していきたいと思います。

 

 

テイスティンググラスの選び方

厳密にテイスティングの順番というものは決まっていませんが、まずは

香り

の順番でテイスティングしていくのが一般的だと思います。

では、今回はこの方法を元にしてグラスの選び方を説明していきましょう。

whisky-tasting-grass011

最初は色についてです。

ウイスキーのテイスティングノートなどを見ていただければ、ゴールドやアンバーなどの外観が記載されていることに気づかれるかと思います。

なのではじめは、カラーリングの濃淡、強弱などを確認し、ここでグラスを傾けることによって透明度や粘度を把握するわけですね。

ということは色や柄の入ったグラスはNGなります。テイスティンググラスに入っているラインは量を把握するために使用するので大丈夫です。

また、カットなどの入ったグラスも光のうつりこみ加減で色調が変わってしまうので控えたほうがよろしいでしょう。

もちろん気分を盛り上げるために使用することはOKですよ。

そうすると透明度の高いグラス。クリスタルなどの素材を使用したグラスが優れているということになります。

後はステムなどの脚つきグラスも、角度に変化がつけやすいので便利です。

 

香り

whisky-tasting-grass012

続いて香りについてですが、ウイスキーはワインなどの醸造酒とは異なり、アルコール度数の高い飲み物です。

一度にたくさんの量をいただくことはあまりありませんし、ワイングラスほどの大きなものになってしまうと空気に触れる表面積が増えるので、その分酸化が進行してしまいます。

なので、小ぶりなグラスでちょうど30mlほどが収まるものが適任となります。

また、同じ蒸留酒でもスピリッツのような透明なものですと、アルコールが鼻につきすぎますのでストレートタイプのグラスを使用します。

ちょうどテキーラのカバジートのような形です。

Libbey(リビー) テキーラシューター(6個セット) 30cc No.1709712

プレミアムテキーラなどは、香気成分が多いのでウイスキーのテイスティンググラスに近いものを使用します。

何故そのようなものを使用するのかというと、香気成分が揮発することによって芳醇な香りが発生しますので、内に溜めておけるようバルーン型のグラスをつかうわけですね。

リーデル (RIEDEL) ヴィノム ピノ・ノワール(ブルゴーニュ) 700ml 2個セット 6416/7

このような底のでっぷりしたグラスは内部に香気成分を充満させることができ、より濃厚な香りを楽しむことができます。

さらにウイスキーの場合ですと、専用の蓋もありますので、そちらを使用することによって、より強調された香りを把握することができるというわけです。

ある程度香気成分を揮発させられるような小振りなもの、そして酸化を調整できる脚つきのものが好まれて使用されています。

 

whisky-tasting-grass013

最後に味わいについてですが、こちらは一概には申せません。

しかし、人間の舌の構造上、舌先のほうが敏感なので、グラスの縁が外に飛び出している形状のほうがアルコールなどの刺激物を感じにくく親切だと思います。

 

以上の三点を踏まえた上で今度は実際のテイスティンググラスを見ていきましょう。

 

ウイスキーのテイスティンググラスを選ぶなら

様々な種類のグラスがありますが、特に私が使用した回数の多いテイスティンググラスを、タイプ別にご紹介していきたいと思います。

 

モルト・テイスティンググラス 6個入り

蒸留所やウイスキーの試飲会場でもっとも使われているテイスティンググラスになります。

価格が安く頑丈なのが特徴で、唇に当たる部分が厚く、繊細なウイスキーグラスというよりはデイリータイプ。酔っぱらって落としてしまってもなかなか割れないので、、自宅でプロの気分を味わうにはちょうどよいグラスではないでしょうか。

☑材質:ソーダガラス

☑容量:145ml

 

味わいグラスL(3個セット)

ステム(脚)がないという部分がもっとも特徴的。

大型でたっぷりと入るので香りを溜めておいたり、手のひらで覆うことによって体温で温めることができます。

ストレートでグビッといきたいときやロックグラスやハイボールグラスとしても活用できます。

☑材質:ソーダガラス

☑容量:340ml

 

ヴィノテク スピリッツ&リッド

蓋によって内部に香りを閉じ込めることができ、足が長くてスマートなフォルムが印象的です。

昔はモルトバーなどでよく見かけました。

デメリットは蓋が乾燥させにくいので普段使いがしにくいこと。それと若干カーブがストレート気味なのできちんと蓋を使いながらテイスティングしていきましょう。

☑素材:不明

☑容量:170ml

 

国際規格準拠(INAO)テイスティンググラス

国際規格準拠のワイン用テイスティンググラス。

ワイン用と言っても容量は少ないので、飲むというよりはワインの判別などに使用されます。

コストパフォーマンスに優れていることと、ウイスキー以外の蒸留酒やワインをテイスティングする時にもグラスを統一できるのが利点になります。

☑素材:不明

☑容量:210ml

 

リーデル  ヴィノム シングル・モルト・ウイスキー2個セット

ワイングラスの名門リーデル社がシングルモルトのために生み出したテイスティンググラスです。

ストレートに近い形状なのでどっしりと重めのウイスキーによく合います。

口元が薄くて、縁のカーブが舌にうまく導いてくれるのが魅力的。

☑素材:クリスタル

☑容量:200ml

 

グレンケアン ブレンダーズ モルトグラス

モルト愛好家たちにもっとも愛されているテイスティンググラスになります。

手のひらに馴染みやすく香りが立つように計算されたこのグラスは、多くのブレンダーや蒸留所のマネージャーにも愛用されており、その信頼性はピカイチです。

ウイスキーを本格的にテイスティングしていくならこちらのグラスで間違いないでしょう。

☑素材:無鉛クリスタル

☑容量:170ml

 

ウイスキー テイスティンググラス(蓋付)

本格的なバーでよく使用されている木村硝子が造るテイスティンググラス。

シンプルに美しく計算されたフォルムは日本の職人のなせる業です。

蓋つきなので香りを逃さず、薄く作られたボディは繊細なウイスキーにぴったりです。

価格が非常に高価なところと割れやすいのが玉に瑕。

☑素材:セミクリスタル

☑容量:200ml

 

 

まとめ

簡単なテイスティング方法から見るウイスキーのテイスティンググラスの選び方についてでした。

これから本格的にウイスキーの勉強をしてみたいといった方の参考になれば幸いです。

もちろん、これと言ったグラスはありませんのでいろいろなグラスでウイスキーにチャレンジしてみてください。同じウイスキーでもグラスによって新しい発見があるので愉しめると思います。

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