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北海道札幌市にあるどさんこ焼酎メーカー「札幌酒精」です。

札幌酒精は、さつまいもやじゃがいもを使用した乙類焼酎やペットボトルや、紙パックに入れられた甲類焼酎サッポロソフトを造っているメーカーなのですが地ウイスキーの販売も行っています。

 

札幌酒精(札幌酒精工業株式会社)は1933年、北海道にある「日本清酒」「小林酒造」などによって設立された「札幌焼酎株式会社」が前身になっています。この名前の通りに焼酎を中心として生産してきた会社ですが、1945年に社名を「札幌酒精工業株式会社」と改め現在に至ります。

ウイスキーとしては今のところサッポロウイスキー1種類のみの販売となりますが、アルコール度数によって3つの商品分けがなされております。

最上級品にあたるのが「サッポロウイスキーSS43°」

そこから「サッポロウイスキー40°」「サッポロウイスキー37°」と続いていきます。

トップの写真に写っているのがサッポロウイスキー37°になります。

裏ラベルを確認してみましょう。

sappoross03

内容量720ml

アルコール度数37°

原材料はモルト・グレーンということなのでブレンデッドウイスキーに該当します。

また「1990年から25年以上長期貯蔵したモルトを使用した地ウイスキーです」という表記があります。

札幌酒精はウイスキーの蒸留は行っていないということなので、これは他所から調達したモルトウイスキーで間違いはないでしょう。一説によればスコットランドから輸入してきたウイスキーということですが、公式発表がないのでまだ確定してはおりません。

 

そしてサッポロウイスキーSSの公式サイトからの引用になりますが

sappoross

「数種類の長期貯蔵モルトをブレンド、再貯蔵によりさらにじっくりと熟成させた地ウイスキー」となっています。

これは先ほどのサッポロウイスキー37°とは異なる表記なので、SS独自の製法が使われているのだと思われます。特にブレンドしたモルトを再貯蔵により熟成とありますので、マリッジされていることになります。製法上の大きなアピールポイントになりますので37°の方へ記載されていないのは使用されていないと判断しても問題ないでしょう。

 

そして「数種類の長期貯蔵モルトをブレンド」の部分です。

こちらは37°の方とも矛盾していないので、原酒の種類や年数は異なるかもしれませんが25年以上熟成された原酒を含む複数のモルトを使用していると解釈できます。

熟成自体は北海道で行われているということですから、北海道の地ウイスキーの一種と言っても問題ないと思います。

 

始終推測ばかりで申し訳ありませんでした。詳しい情報が分かり次第追記していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

サッポロウイスキーSS

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