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炎天下の中訪れたのは京都府長岡京市にあるサントリービール工場です。

JR長岡京駅からも無料バスが運行しており、阪急京都線西山天王山駅からは徒歩10分の距離にあります。隣りの駅にはウイスキーで有名な山崎蒸留所の最寄り駅もありますので、時間のある方はそちらも同時に予約しておくと、一度にサントリーのビール工場とウイスキー蒸留所がまわれるお酒好きには理想的な立地にあります。

 

工場に到着して早々、お馴染みの麦芽の香りが漂ってきます。脇には竹林があり、まさに京都の醸造所という感じがします。

受付の建物前にはホップが青々を茂っており、

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ここがバスの乗り降り口になっていました。

 

受付で予約を伝え、まずはガイドによるビールの醸造方法の解説からスタートです。

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今まで行ったことのあるビール工場の中では一番細かい説明がなされていました。

京都ビール工場の工場長の映像による挨拶があり、ホップや麦芽などの実物を交えながらの解説があります。

内容は一般的なビールの製法についてでしたが、非常に丁寧に説明がなされており、ビールの製法に詳しくない方でもわかりやすい説明になっていました。

 

少し長めの講習を終えるといよいよ醸造設備のある建物へと移動をします。

まずはビールの仕込みが行われている部屋になります。

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写真でご覧いただけるように内部に直接入ることができました。

私も大手のビール工場の内部に入るのは初めてでしたので、少し興奮します。

仕込み釜を直接触ってみるとこともできました。

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やはり温度は結構高めで、実際に発酵していることが体感できます。

壁際にはホップや麦芽、仕込み水などの展示物がありましたので、こちらで説明を行うこともあるようです。

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続いて「ザ・プレミアム・モルツ」の特徴的なダブルデコクション製法についての説明が入ります。

煮沸の際に100℃まで温度を高めて麦芽のうまみを抽出するのがデコクションですが、それを二回行う製造方法がサイトやパンフレットの解説だけでは理解できなかったので助かりました。

麦芽は通常の二条大麦による麦芽とクリスタル麦芽が使用されています。

この他にもアロマリッチホッピング製法と呼ばれる2~3回に分けてホップを投入する造り方ですが、アロマホップに加えてチェコザーツ産のアロマファインホップを仕上げに投入されていました。

 

そこから貯蔵タンクを見学します。

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おもしろいのがタンクが横を向いて配置されているところです。

写真ではわかりにくいですが、貯蔵タンクが奥まで左右にずらりと並んでいるのが見てとれました。

現在では縦置きのタンクもあるようですが、京都工場を設立したときからこの置き方をしているということです。

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通路にライトアップされていたナンバーには、貯蔵タンクや京都工場の建設の日付が表示されています。

 

そしてろ過装置です。

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複雑に入り組んだパイプがいかにも工場といった雰囲気を出しています。

この辺りは駆け足の見学になってしまいました。

隣りには瓶や缶の瓶詰機。

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他の方に言われて気がつきましたが、左上には衛生的な白衣を着て作業されているスタッフの方が確認できます。

ビア樽から第三のビールまで充填されていました。

 

ここから一旦外に出ることになります。

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奥の方に空き樽や瓶のケースが山積みになっています。右端のトラックと比べても相当な大きさです。

そろそろ見学も終了して試飲かと思いきや、見学はまだまだ続いていました。

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ここからはバスに乗車しての見学になります。

受付センターから徒歩で醸造施設までやってきたのですが、ここにきてのバス乗車です。

工場をぐるりと一周するツアーが始まりました。

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最初に見えてきたのが先ほどの空き樽の山や原材料の搬入施設です。ここから工場内へと突入していきます。

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フォークリフトでパッケージングされたビールが運ばれていくのがわかります。トラックの荷台に積まれていく様子が映画のワンシーンを見ているようで、大人のアトラクションみたいですね。

 

最初の受付に到着するとバスツアーは終了して、ここからが試飲タイムとなります。

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始めに配られるのはやはりザ・プレミアム・モルツになります。

試飲は三杯までオーケーで、今回は「香るエール」と「マスターズ・ドリーム」がありました。ドライバーの方はオールフリーをいただくことができます。

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試飲会場でも映像による商品説明や実際にクリーミーな泡を造ることのできるサーバーなどでの実演がありました。

おつまみのナッツをいただきながらゆっくり試飲することができます。

それと工場限定のザ・プレミアム・モルツの直送便が用意されていました。

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こちらは送料無料になります。

出来立てのビールが工場直送で送られてくるのはなんとも魅力がありますね。

 

最後にお土産コーナー。

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あまり大きくないお土産コーナーでしたが、ところ狭しとサントリーのビールやなっちゃんグッズなどが置いてありました。

さすがにウイスキーは置いてありませんでしたが山崎梅酒は発見しました。

 

今回申し込みをしたのはサントリービール工場のガイドツアーですが、この他にも「ザ・プレミアム・モルツ講座」なども一般募集しているということなのでそちらも興味ありますね。ガイドツアーでもザ・プレミアム・モルツの解説は多かったのですが、専用の講座となると一体どれだけ詳しく解説されているのでしょうか。

見学は繁盛期だったこともあるでしょうが満員御礼でしたので、予約していったほうが確実だと思います。

いつものビール工場見学よりもちょっとしたアトラクション風でとても満足しました。やっぱり講座のほうもトライしてみたいですね。

 

 

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