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まだまだ冷え込む二月の上旬。

急きょ休みになった二連休。

何の予定も入っていなかったのでどこかへ行こうとか思い、ふと、目にとまったのは沖縄行きの格安航空券。

エメラルドブルーの海にキンッキンに冷えたビール。

冬にもかかわらずそんな妄想が頭をよぎり、いつの間にやらチケットを購入してしまった私は、さっそく沖縄の海とオリオンビールへの旅に出かけることにしました。

 

朝方に仕事も終わり、そのまま空港へ向かいます。

沖縄についたころにはすでにお昼前。気温はびっくりの20℃!

さすが沖縄です。そこはもう別世界でした。

那覇空港に到着してから気がつきましたが、ちょうどプロ野球のキャンプシーズン。至る所に応援の横弾幕が飾られていました。

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さっそく国際通りをブラブラしながら観光気分を味わいます。

その後ホテルへチェックインし、夜の街へと食事を兼ねて情報収集。

まずは沖縄料理に舌鼓をうちながらオリオンビールを堪能です。

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そして沖縄のバーをめぐりながら気分をリフレッシュ。

もちろん今回の旅の目的であるオリオンビール工場と綺麗な海の情報を集めます。

バーでいろいろな話を聴き、明日のプランは固まりました。

 

翌日インターネットで予約していたレンタカー会社へ。高速道路を使い那覇市から名護市までむかいます。その距離なんと57.3km

仕事と趣味で全国をまわっているせいか随分と近く感じてしまいます。

高速道路ではキャンプ渋滞も心配でしたが、タイミングがよかったのかあっという間に名護市へ到着。

前日那覇市で聞いていたとおり、ここまでくると非常に美しい海が堪能できました。

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名護市についてからはちょっと寄り道をして道の駅へ。

予約の時間よりもはやく到着しそうでしたので、時間潰しです。

 

ここでまさかの初ヤンバルクイナ。

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残念ながら剥製でしたが、実物は写真で観るよりもとってもキュートでした。

観光案内所も兼ねているようで観光用のパンフレットがたくさん設置されています。

さらに、こちらの道の駅は食事ができるスペースもあり、お土産もたくさんありました。

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ハンバーガーの隣にはスパムおにぎり。ほかにもハブやエラブ粉、豚の顔皮チラガーなども販売されていてまさに沖縄感満載です。

 

 

オリオンハッピーパーク

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ビール工場の景観にヤシの木が並んでおり、まさに南国のビール工場といった雰囲気です。

こちらは専用の駐車場で受付はこの目の前にあります。

オリオンハッピーパークというのがオリオンビール工場の名称になり、見学コース以外にも食事スペースが備えつけられています。

見学は無料。

受付をすまし、ツアーの時間になるとガイドさんが施設内を案内してくれます。

ハンドルキーパーや未成年の方にはソフトドリンクを、アルコールが大丈夫な方はもちろんビールがついてきます。

 

受付が終わったら二階で待機。ツアー開始まで時間をつぶします。

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昔の沖縄の店舗「まちやぐゎー」が再現されていました。

昭和の日本のイメージです。

この他にはオリオンビールの歴史について解説ビデオなどが流れています。

私以外にも数人ほど見学の時間を待っていたのですが、一階の受付が騒がしくなり覗いてみると中国の団体ツアーの方々が到着されたようでした。

一挙ににぎやかになったところで見学ツアー開始です。

中国の団体さんたちは沖縄観光ツアーにオリオンビール工場見学も組み込まれていたという話でした。

 

まず始めにガイドさんによるオリオンビール工場について簡単な説明があり、それが終わるといよいよ見学ツアーに出発です。

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原材料や醸造法など定番のビールの解説があり、オリオンビールの社名の由来や創業当時の戦後沖縄の特殊な環境などを交えながら見学は進みます。

悲惨な歴史ですが、ビール工場においても沖縄ならではの話が聞けて大変勉強になります。

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こちらは麦汁濾過槽の内部。

チラッとですが覗き込むことができます。

他にも特徴的だったのが「75-0140酵母」の語呂合わせネーミング。

実はこれ75(名護)-0140(美味しい)という意味から名付けられたのだとか。

 

さらに独特なのが瓶詰工程の施設のカラーリング。

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沖縄の海の青、白い砂浜。

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そしてピンク色が使われているのは沖縄のサンゴ礁を表しているみたいです。

随所にネタが盛りだくさんのビール工場。

こういった工場は本州では見かけたことがありません。もしかして沖縄ならではのもてなし方なのでしょうか?

 

もちろん、オリオンビールも他の国産大手メーカーと同じく環境にも配慮しています。

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こういった具合に見学通路の合間には環境活動についての展示もあります。

 

中でも個人的におもしろかったのは製缶工程。

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名前なども細かく記載されていて勉強になります。

 

そして壁の方へ眼を向けると何やらアートのようなものが。

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可愛らしい醸造工程の解説でした。

こういうキャッチーなイラスト解説は老若男女国籍問わずにわかりやすくウケそうな気がします。

 

施設見学の最後は缶詰工程。

実際のラインを確認しながらのビデオ鑑賞です。

ここで知ったのですが、オリオンビールとアサヒビールはライセンス生産や販路について提携しているということでした。

そう言えば今まで飲んだことのあるオリオンビールはアサヒの文字が書いてあったような……沖縄で販売されているものはラベルにアサヒの文字がありませんでした。

アサヒ オリオンドラフト 350ml缶×24本

これで見学ツアーが終了したので、いよいよお待ちかねの試飲タイムになります。

 

 

やんばるの森

見学が終わるとガイドさんとともに二階にあるオリオンビール園「やんばるの森」という飲食スペースに案内されます。

ここでは受付時で渡される缶バッチとドリンクを引きかえてくれます。

今回私はクルマでしたので残念ながらノンアルコールのオリオンビール。お酒を飲んでも大丈夫な方はビールを二杯まで試飲できるそうです。

次回は必ず運転手を見つけ出してリベンジです。

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ドリンクを受け取って自由に席についたら、ガイドのお姉さんの合図で乾杯します。

皆さん盛り上がっています。

こちら、やんばるの森ではフードメニューも充実しており、地元の食材を使った食事を楽しむことができます。工場見学を行わなくても自由に利用できるそうです。

 

一昨日まで仕事をしていたのがウソのようなリゾート気分。

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ノンアルコールなので、とりあえず雰囲気だけでも味わいました。

 

試飲?が終わったら併設されたお土産コーナーへ向かいます。

通路は狭かったですが、お土産はところ狭しとならんでいます。

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家族連れの中国人の方たちでワイワイと賑わっていました。とても楽しそうです。

人込みをかきわけながらお土産コーナーを物色していきます。

ヘビの皮やら沖縄のお菓子、伝統工芸品のようなものまでいろいろあっておもしろいところです。

 

さて、何かおもしろそうなものはないかな?

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こちらは「あぐーエイサー」というみたいです。そのままのネーミングな気がしますがインパクトがあります。

 

続いてはヤンバルジャクソン。

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沖縄でしか販売されていないブランドで、左側のTシャツを買おうか最後まで悩みましたが、結局オリオンビールのロゴ入りTシャツを購入してしまいました。

今でも画像を見ると欲しくなります。

 

そしてなんと言ってもオリオンビール。

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こんなに種類があるんですね。本土ではまず見かけることはないと思います。

お土産用に数種類購入しました。

さて、オリオンビールの工場見学も満喫したところで、あと一つ。

今回の大事な目的がありました。

エメラルドブルーの海を見にいかなくては!!

というわけでここからは二月の沖縄の海を目指します。

 

 

エメラルドブルーの海

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見学も終わって時間は12時。

昼食を食べてはいませんでしたが、あまりお腹も空いていなかったのでそのまま次の目的地へ向かいます。

名残惜しいオリオンビールの工場をあとにして向かう先は古宇利島(こうりじま)。

前日の那覇にあるバーで、オリオンビール見学の後に海が見たいと話していたら「それならば、古宇利島が一番綺麗だよ」と教えていただいたのです。

ルートは沖縄本島から屋我地島(やがじしま)を経由して古宇利島。

いやいやいや。

島を跨いで古宇利島に向かうのは時間的にも無謀すぎじゃないですか?

という私の浅はかな考えとは裏腹に「大丈夫。安心しろ」との声。

ほんとかなぁ、と思っていると、こちらの島は二つとも橋でつながっているのだとか。しかも通行費は無料ということで、これならば行くしかありません。

試飲用のオリオンビールを我慢した甲斐があるというものです。

ということでさっそく車で古宇利島へ出陣することになりました。

 

沖縄本島を貫く国道58号線から国道505号線へ入ります。

この58号線。実は鹿児島から始まっている海を越えたすごい道路なのだとか。

しばらく走っていても山間のせいかいっこうに海が見えません。

ようやく着いた屋我地島をさらっと越えて古宇利大橋に到着すると……

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どこまでも続く青い空にエメラルドブルーの海、そして彼方へとむかう橋!

突然出現した絶景に言葉では言い表せない感動でした。写真の技術がないことがなんとも悔やまれます。

 

テンションも上がってきたところで、そのまま上陸して向かうのは島の最先端。

そこが本命です。

道端にも修学旅行や卒業旅行のような学生服の子供たちもたくさんおり、先ほどまでとはうって変わった雰囲気です。

二月の寒い時期のはずでしたが、まわりはすでにリゾート気分満載。

目的地へと到着し、目の前に広がるのはサトウキビ畑でした。

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人の背よりも高いサトウキビの森。

次回はラム酒や製糖工場を見学してみたいなと考えながらかきわけていきます。

 

そして視界に写ったのは一面の美しいエメラルドグリーンの海!

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もう、言葉は必要ないと思いました。はるばる二月に沖縄まで来たかいがあったというものです。

ここはハート岩と呼ばれる幸せを呼ぶ癒しスポットで、私みたいに一人身でくるのはどうかと思いましたが来てよかったと思います。

この海を見ながらぼーっしていると心が浄化されるようで、いっそこのままここで暮らそうかと思ったほどでした。

これにて沖縄の旅の目的は完遂いたしました。この後は那覇に戻ってオリオンビールにて祝杯を上げようかと思います。

急きょ思い立ったムリムリのスケジュールでしたが、人間やればなんでもできるものですね。心の癒しは大切だと思いました。

 

 

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