krnngyak001

実は今回で三度目となる名古屋にあるキリンビール工場見学です。

これまではバーテンダーとしての集まりなどで見学させていただいておりましたが、今回は一般参加者としての入場です。ちょうど清州で用事がありましたので、ここぞとばかりに立ち寄りました。

 

キリンビール名古屋工場

krnngyak002

やっぱり名古屋!入口では巨大なシャチホコが出迎えてくれます。

エントランスにはタクシー待ちのスペースやJR枇杷島駅から出ている定期バスのバス停があり、奥には喫煙スペースもあります。

ここキリンビール名古屋工場はJR枇杷島駅から少し離れており、歩いていくと少々時間がかかりますので一時間ごとに運行している無料バスの存在はありがたいことです。JR枇杷島駅は名古屋駅から一駅という立地にあり、その次の駅は信長で有名な清州城のある清州駅です。名古屋観光の間に気軽に寄ることのできるのが嬉しいところです。

 

さっそく受付を済ませてツアーの順番待ちをしましょう。

krnngyak003

建物内には明治時代から続いているキリンビールの歴史パネルが展示されております。

興味を引いたのが、代官山や横浜にあるスプリングバレー・ブルワリー。ここがキリンビールの前身だったんですね。

歴代のポスターや当時の写真を眺めながら現代までの歴史を辿ることができます。

お子さま連れの方々はキリンビールにちなんだトリックアートスペースで記念撮影をしておりました。

 

ツアー総勢35名が待合室に到着すると、ガイドさんの案内でエスカレーターに乗り込みます。

上を見上げるとすごい装備が!

krnngyak004

名古屋工場竣工の1962年から1994年までの32年間、実際に使われていた仕込釜でした。内部も合わせてみると迫力ありますね。

つかみはバッチリです。

二階に到着すると簡単な説明の後、工場長からのビデオレターが流れます。工場ごとにきちんとその場所の工場長が出演なさっているので手抜かりがありません。

続いて嵐のメンバーによるビデオメッセージです。

krnngyak005

こちらはエレベーター前にあったポップですが、ビデオが嵐に切り替わった瞬間、女性陣がざわつくのがわかります。嵐、やっぱりすごい人気ですね~。

 

メッセージを観終わると見学がスタートです。最初は原材料のホップや麦芽が置いてある部屋へと入ります。

krnngyak006

実際に本物を手にとって触ることができます。ホップを割ってビールの苦味の素となる香りをかいでみたり、中央に置いてあるドレッシングポットのようなものに入っている食用の麦芽を食べてみることができました。

間にはARによる原材料の説明があって見学者を飽きさせません。

隣りには醸造室があります。

krnngyak007

どうして暗いのかと思ったら、ガラスに映像が流れる仕組みになっているんですね。

ここで先ほどの原材料がビールに加工されるまでの解説を受けます。

奥にはモニター室がありました。相変わらず大きいですね。

そしていよいよ出来上がった麦汁の試飲です。

krnngyak008

左が一番搾り麦汁、右が二番搾り麦汁です。

一目瞭然ですね。試飲してみると一番搾りのほうがはるかに甘味とコクがあります。世界でも一番搾りだけでビールを作るのはキリンだけだとか。

メイン商品がキリン一番搾りだけのことはあって力強いアピール力です。はやくも呑みたくなってきました。

続いて発酵・貯蔵についての解説です。

krnngyak009

展示パネルのコーナーへ向かう途中には実寸大の貯蔵タンクを模した通路があります。

全長23m、半径約4mのタンク内でビールになったつもりで歩きます。

名古屋工場の年間生産数がおよそ37万klなのですごい本数になりますね。タンクの幅1mmで154缶分に相当するようです。ダイナミックですねー。

そして本物の乾燥酵母や発酵の様子を見学できます。

krnngyak010

一週間ほどで出来上がった若ビールを貯蔵タンクに送り熟成させます。熟成されたビールはろ過器に入れられ、ようやく澄み切った琥珀色のビールが誕生するわけですね。

瓶詰工程にうつる前にビールの歴史ミュージアムを通り抜けます。

krnngyak011

古代エジプトから続くビール造りの様子が模型とパネルによってご覧いただけます。反対側にはウェッジウッドや人間国宝の陶芸家によるビアマグが展示されており、ビールの歴史や文化を学ぶことができます。

そして瓶詰やパッケージングの設備を上から見学します。週末は生産ラインが稼働していないので、映像にて瓶詰やパッケージングの工程を見学することができます。

krnngyak012

これがまた巨大スクリーンでの上映なので迫力があります。

生でラインの様子を観るよりも、こちらのほうが事細かに説明が入るので理解しやすいかもしれませんね。

場内には製缶に使われる部品や従来瓶と軽量瓶の比較もできます。

上映が終了するとキリンビールが行っている環境保全活動の紹介です。

krnngyak013

再資源化がこのように取り組まれているのですね。廃棄物の埋め立てなどを行わないということは結構な労力になります。ガラス瓶やアルミ缶の軽量化もこちらへ繋がってきます。

その他にもCO2削減による地球温暖化の防止策や水資源に対する活動なども紹介されておりました。

試飲会場へ移る途中にこのようなものがありました。

krnngyak014

天井だけでなく廊下にも影絵が写っていて可愛らしいです。缶ビールを開けてグラスに注ぐ効果音もあって試飲への期待が増してきました。

本日のラインナップはこちらでした。

krnngyak015

一番搾りの生ビールは当然として、一番搾り名古屋づくりもいただくことができました。

こちらは各工場の9人の醸造家によって造られる地域限定ビールです。

名古屋づくりは「うまみを、色を、とにかく濃く搾る。それだけを考えました。」という醸造家の言葉に胸が躍ります。麦芽の量も従来より多めでうまみたっぷりだそうです。イメージカラーはもちろんシャチホコの金色。

さっそくいただきましょう。

krnngyak016

試飲会場ではガイドさんから恒例の三度注ぎの実演があります。無料で見学できて三杯もの生ビールを呑めるのは大人の特権ですね。

ドライバーの方にはノンアルコールビールやソフトドリンクもあります。

おつまみにビール酵母を使用した柿の種もついており、いたせりつくせりでした。

70分ほどの見学コースでしたが満足の内容です。

krnngyak017

お土産コーナーで工場限定のチョコレートなどを購入して帰路につきました。

名古屋駅からもほど近いので観光や買い物ついでにふらりと立ち寄られてはいかがでしょうか?

 

キリンビール名古屋工場への見学予約などはこちらからどうぞ。
キリンビール名古屋工場

 

世界の様々なビール | 流しのバーテンダー

その他のブルワリー見学に関する記事

サンクトガーレン

神奈川県厚木にあるサンクトガーレン。 1994年の地ビール解禁前からビールを生産していたことにより日本の地ビー・・・

コメントなし

東海初のクラフトビール!!伊賀の里モクモク手づくりファーム

東海地区で最も古く歴史のある地ビール工房と言えば、実は三重県にある「伊賀の里モクモク手づくりファーム」になりま・・・

コメントなし

太閤ゆかりの地・長浜で見つけたブルーパブ!!長浜浪漫ビール

太閤秀吉ゆかりの地、長浜。 長浜城を筆頭に城下町や豊国神社、時の総理大臣伊藤博文が命名した慶雲館など、歴史的な・・・

コメントなし

日本海を望む光景!若狭シーサイドブルワリー

福井県、若狭湾を望む海辺沿いに、レストランやお土産コーナーを併設している「海遊バザール千鳥苑」があります。 舞・・・

コメントなし

アサヒビール四国工場・見学ツアー

アサヒビール四国工場の見学。 四国巡りをしていた際に高知市から愛媛の松山市に向かう道中、何か立ち寄る地はないも・・・

コメントなし