キリンビール岡山工場。

2017年のゴールデンウィーク前に見学してきました。

こちらの工場は1972年から操業を開始され、ビール以外にも缶チューハイなども生産しており、福岡工場と共に台湾などにも輸出されているそうです。

休館日は月曜。

今回参加したのは「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」

9:30からちょうど一時間ごとに開催されており、所用時間は1時間10分になります。

最寄り駅はJR岡山駅から25分ほどのところにある万富駅。今回はクルマでの訪問でしたので、山陽自動車道の山陽ICから向かいました。

自然豊かな立地にあるゲートをくぐり、駐車場に車を停めると目の前に聳え立つのはキリンビール岡山工場。この駐車場にある建物に受付があるのかと思いましたが、一般見学用のゲストホールの入口はこの隣りになります。ビオトープ池のあるちょっとしたアーケードの通路を進んでいくと見学用の受付がありました。

ゲストホールに入るとまずは受付です。予約した名前を伝え、ゲートで渡された駐車用のカードを渡します。そしてツアー開始の時間までこの広いゲストホールで待機することになります。

写真は少し暗めになってしまっていますが、実際にはそんなことはありませんでした。この広いゲストホールにはお土産用のショップやタイルで作られたキリンビールのロゴマークのオブジェ。さらにはかなりの数の世界の栓抜きが展示されていました。

この画像の栓抜きたちはその一部。国ごとに様々なタイプの栓抜きがあります。見た事のない形のものも多く、好奇心が刺激されました。

 

いよいよツアー開始の時間になり、スタッフの方による簡単な説明が始まります。そして視聴覚室でキリンビール岡山工場長による挨拶のビデオを視聴。その後、嵐のメンバーによるキリン一番搾りのプロモーション。流れるような導入が終了すると本格的な工場見学に移っていきます。

基本的な醸造設備の見学は二階からです。

まずは一番搾りに使われている原材料が置かれている部屋へと案内されました。

木製のボールに入った麦芽やホップ。巨大なパネルにはビール造りに欠かせない仕込み水のパネルもあります。

ここでは一番搾りに使用されている実際の原材料を手にとって触れてみることができ、どういったものからキリンビールの一番搾りが造りだされているのかを実物を交えて解説が行われました。私が今まで見学したことのあるキリンビールの名古屋工場滋賀工場のようなAR(拡張現実)による説明ではなく、こちらではビデオとスタッフの方による解説でした。

 

続いて向かったのはビールの醸造設備の見学。

ガラス越しにすべての醸造設備を一望しながら、どのような工程でビールが製造されているのかを学んでいきます。左手真ん中に位置しているのが一番しぼり岡山づくりなどに使用されている副材料、米の煮沸釜です。

これは麦汁煮沸釜と異なり、ホップを投入することはありません。ちょうど手前にある麦汁煮沸釜に接続されている天井から伸びる細長い管が煮沸工程におけるホップの投入口になります。

 

一通り工程を確認すると今度は一番搾りの要である一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の違いについて。こちらでは実際に使用されている麦汁を試飲することができます。

今回は作業工程の都合により残念ながら二番搾りの麦汁はなく、一番搾り麦汁のみの試飲でした。

何度か麦汁を試飲させていただいたことはありますが、やはりこの麦汁の香りや味を確かめるとビール醸造施設にやってきた、という実感が湧いてきます。

存分に一番搾り麦汁を味わったところで部屋を出ます。

通りすがりの通路から見える貯蔵用のタンク。

岡山工場ではおよそ100本ほど使用されているということです。後で見ることになる小型なサイズのタンクは別の製品が貯蔵されていました。

通路の途中、下に見えるのは酵母による発酵の様子。

三段階に渡る発酵過程が地面にパネル展示されています。鮮明な写真のうえに巨大なパネルなので何か別のもののように思えてきます。

 

こうして通路を渡り終え一階に降ります。するとここで一旦、施設外に案内されました。

何があるのかと思いきや、ここで登場したのは「きりんちゃん」という名前の工場内見学専用のバス。

今度はこのバスに乗り込んで新しく次の施設へ向かうこととなりました。

同工場内を移動しているので所用時間は大したことはありませんが、道程の間にはこの岡山工場で生産されたビールや発泡酒などが配送されている光景をバスの窓からのんびりと見学することができます。

実際このように工場施設を眺めていると、これまで見学してきたときに考えていたよりも大きな工場のようで、沢山の人がこの工場で働いていることがわかります。まだ見学したことはありませんが、キリンビールの福岡工場でもこのようなバス移動が含まれているとか?

 

さて、新しい見学施設に到着しました。今度はこれまで見学してきた施設で醸造されたビールを製品化されるパッケージラインになります。

この日、パッケージラインにて稼働していたのはキリンのどごしオールライト。

アルコール度数3%で、糖質0、プリン体0の飲み易さを追求した第三のビールです。

 

この施設も先ほどと同じようにも二階から見学していきます。

缶の成形やラベリング、充填などの工程。そして箱に詰められて出荷されていくパッケージングです。

製造されたビールがどのように製品化されていくかを確認する一連の様子。平日ということもあり、稼働しているラインをみながら気になった部分はスタッフの方が丁寧に質問に対応してくれました。

これは缶詰めする際の最後にかけるフィルター。

瓶や缶に充填する最後の工程になります。

このように各工程がパネルによって名前表記されているので、眺めているだけでもどのように作業が進んでいくものかを理解することができます。

見学通路の反対側で稼働していたのは業務用として使用される樽の充填ライン。ここ岡山工場の見学ツアーでは最後の試飲コーナーで特別に充填された岡山づくりの生ビールをいただくことができるということでした。

各都道府県の個性ある一番搾りを生産していることもあってこれが今回のツアーの目玉といったところでしょうか。

そうこうしているうちにパッケージラインの見学を終え、着いた時と同じようにバスに乗車します。向かう先は始めのゲストホール。

ゲストホールの受付を境にしてツアー開始を待つ待機所の対面にあるのが試飲スペースです。

ビオトープ池のある庭園を見ながらゆったりといただきます。

今回のツアーで試飲できたのはこの三酒類。

定番であるキリンビール一番搾りに、この岡山工場限定の一番搾り岡山づくり。そして一番搾りスタウトです。

やはりはじめにいただくのは今回の見学ツアーの目玉である、お目当ての一番搾り岡山づくり。

これまでにも缶で製品化されていた岡山づくりはいただいたことはありますが、実際の製造現場を見た後ですと、ことさら美味しく感じられます。

ちなみに各都道県の一番搾りはその工場がある県のみ「◯◯づくり」となっており、その他は◯◯に乾杯となっています。またこちらで初めて知ったのですが、一番搾りに共通するデザインとしてラベルに雫のマークが入っているということです。

このように雫のマークが記載されたものはすべて一番搾りとして分類されているということでした。やはり工場見学に行くたびに思いますが、その都度、新しい発見があるものです。

そしてこの他にもおつまみに用意されていたのは亀田製菓の柿の種でした。ドライバーの方にはソフトドリンクやノンアルコールビールが提供されます。今回はちょうど発売されたばかりのキリン零ICHI(ゼロイチ)も頼むことができました。一番づくり製法が使用されたノンアルコール・ビールテイスト飲料になります。

最後にキリンビール恒例の三度注ぎの実演があり、これにて見学ツアーは終了となります。

後はお土産コーナーを散策。47都道府県の一番搾り 甲信越・東海・北部九州 詰め合わせセットを購入して帰りました。

今回は移動中の寄り道としてたまたまの訪問でしたが、なかなか得るものもあったように思います。この調子ですべてのビール工場を見学していければ幸せなのですが。

キリン 47都道府県の一番搾り 甲信越・東海・北部九州 詰め合わせセット 350ml×12本

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