アサヒビール四国工場の見学。

四国巡りをしていた際に高知市から愛媛の松山市に向かう道中、何か立ち寄る地はないものかと調べていたときに出会ったのがこちらのアサヒビール四国工場でした。

近くには別子銅山のあるマイントピア別子もあり、観光として立ち寄るにはちょうどよいところです。

このアサヒビール四国工場は新居浜市の工場地帯の中にあり、瀬戸内海も近く立地のよいことが伺えました。

営業時間は9:00 〜17:00

休業日は年末年始と指定の休日ということなので訪問される際は公式サイトを確認してみてください。

最寄駅は伊予西条駅でシャトルバスも出ているようですが、今回はクルマで移動していたため松山自動車道のいよ西条ICから向かうことに。

中途半端な時間の平日であったせいか、人の入りは少ない印象です。工場地帯であるということも影響しているのかもしれませんね。

さっそく受付をすませて、ツアーの開始を待ちます。

左手には広い待合スペースにはアサヒビールが生産している商品が陳列されています。奥に見えるのは撮影栄えするスーパードライの大型缶を模したトリックアート。

お土産コーナーは大きく種類も豊富で充実していました。心なしかTシャツの種類が多いような?

2020年の東京オリンピック公式グッズなども沢山取り揃えられています。

 

そうこうしているうちに申し込んでいたツアーの時間になり、エスカレーターを昇りながらアサヒビール四国工場の見学ツアーが始まりました。

まずはアサヒビールが所有する全国の工場についてのパネル。そして通路に展示されているのはアサヒビールの社歴と愛媛県が産んだ日本のビール産業の父、高橋龍太郎氏についての解説でした。

アサヒビールの前身である大阪麦酒と愛媛県にはこのような縁があったのですね。他のアサヒビールの工場ではこのような解説は見当たらなかったと思います。

 

そして大手ビール工場の見学と言えば、まずは原材料の説明です。

仕込み水に大麦、ホップ。副材料である米やコーンにスターチ、黒ビールの原料となるローストされた黒麦芽の実物も展示されています。

もちろん麦芽やホップは実物を手に取って触れてみることができます。

簡単な説明でしたが結構充実した品ぞろえです。特に副材料が多く展示されていることに好感がもてます。

 

続いて醸造設備の見学。

他の工場と比べるとシンブルで見やすい醸造設備。ガラス越しの見学でして窓ガラスの上部には一つ一つの釜の役割について詳しい解説もされています。

ここで気がつきましたが、こちらの工場はパネルによる展示がとても多いように思います。

 

見学は広い廊下を進みながら通路に沿って上から進んでいきました。

なかなか詳しく見ることのできないコントロールセンター。

めずらしいです。すべての醸造工程が管理されており、個人的に見栄えがよくて好きな設備です。

このアサヒビール四国工場、以前は撮影禁止だったということですが、現在では動画以外のカメラなど写真撮影は許可されていますのではかどります。

 

続いて品質管理室。

さきほどのコントロールセンターと同じくなかなか見学できない施設です。

最新の分析機による検査や専門のスタッフの方による官能審査が行われています。細かい設備の使用方法なども教えてもらうことができ、大変勉強になります。できればもっと時間が欲しいところです。

 

お次はビールの醸造プロセスについてをビデオを視聴しながら解説です。

時間による発酵の様子やビール酵母の変化。

ここでは発酵や熟成について学んでいきます。

そして実際に使用されているキャンドル型ろ過機。

パネルによる解説も充実しているので、スタッフの方による解説を聞き逃してしまってもきちんと内容を理解することができます。このようにろ過前とろ過後の様子もパネルによって見て取ることができました。

そこから通路にあるガラス窓越しに貯蔵タンクを拝見しました。

大手メーカー特有の巨大な野外貯蔵タンクはいつみても圧倒されます。

単に貯蔵タンクを眺めるだけでなく、このような展示もありました。巨大なビール貯蔵タンクの内部構造です。

一本につき280klものビールが入れられている貯蔵タンクは、外壁、ウレタン、ジャケット、本体、と四階層の構成。この野外タンクの役割は発酵と熟成だそうです。

 

缶詰め機やパッケージングライン。

ちょうど稼働していたので作業員の方の姿がちらほらみえました。休日のビール工場見学ですと稼働していないことが多いので見ていて飽きません。

パッケージングの各工程を丁寧に詳しく解説していただいたので、どのようなフローになっているのかがよくわかります。

 

最後に通路を引き返しながら壁に展示されているアサヒビール四国工場の環境に対する取り組みをパネルで紹介されました。

代表的なのは四国工場の排水処理についてです。

よく施設を観察していると排水処理ようの設備が備えつけられていることが確認できます。

その他にも資源のリサイクルやCO2削減についての取り組み。

ビール製造において発生してしまう廃棄物のリサイクルについて。

なんとスタッフの方の制服まで廃ペットボトルが活用されていました。

忘れてはいけない?のがニッカウヰスキーの創始者である竹鶴正孝氏のパネル展。

ビールとは関係はありませんが、ニッカもアサヒグループの一員だとということと、ニッカウヰスキー創業80周年のときの記念展示のようです。

 

さて、工場見学のツアーが終了したところでいよいよ試飲タイム。

今回のラインナップはこちら。

一番手はもちろんアサヒビールのメイン商品であるスーパードライ。

そしてドライプレミアム豊穣とドライブラック。さらに氷点下のスーパードライと呼ばれているエクストラ・コールドの四種類です。

このうちの中から三種類のビールを自由にいただくことができます。別途でお願いすればこの四種類のビールをハーフサイズですべて注文することもできるそうです。贅沢ですね。

 

試飲スペースは自然豊かな愛媛の山々を望めるゆったりとした空間です。

天候にも恵まれましたのでよい気分で試飲することができました。

 

ほどよく四国工場で製造された生ビールをいただいたところで、ツアー最終工程に入ります。

内容はビールの注ぎ方講習。

試飲のビールを飲みながら案内してくださったスタッフの方が実演してくれます。

キリンビールの工場見学でも注ぎ方の講習はありますが、また違う作法になります。気になる方はご家庭で缶ビールを使って呑み比べをしてもおもしろいかもしれませんね。

 

以上でアサヒビール四国工場の見学は終了です。

移動中の合間の見学となりましたが、このように四国でビール工場の見学をするのはなかなか機会が少ないのである意味、貴重な経験になりました。

記念にお土産コーナーにてTシャツを買って次なる街へと向かうことにします。

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