辛口のテキーラ!一気飲みで盛り上がるドリンクとしてかならず挙がるのが無色透明のブランコのテキーラです。

シルバーとも呼ばれるこのテキーラですが、そのまま飲むことはもちろん、カクテルの材料や料理の素材としても相性がよいのが特徴でもあります。定番のマルガリータやテキーラサンライズから海老のテキーラ炒めやテキーラでフランベされたステーキなど。直に飲むだけでなくそのテキーラの個性を生かした様々な食品に応用できるのが長所です。

今回はそんなブランコのテキーラについてのお話とおすすめの銘柄の紹介になります。

 

 

テキーラ・ブランコとは?

ブランコとはスペイン語でホワイトを表す言葉になります。

無色透明のテキーラはこの他にもシルバーやプラタ、そしてプラチナなど各メーカーによって呼び名はさまざまです。

このブランコという表記はテキーラの熟成についての規定で定まっており、蒸留したてで熟成されていないテキーラ、または熟成されていたとしても60日以内のもの。熟成される場所はオーク樽やステンレスタンクになります。

種類熟成期間色あい
ブランコなし、あるいは60日以内無色透明
レポサド60日以上1年未満琥珀色
アネホ1年以上3年未満赤みがかった琥珀色
エクストラ・アネホ3年以上赤銅色

この一覧表をご覧いただければわかると思いますが、テキーラは熟成によって色や香り、そして味わいが変化していきます。長く熟成されれば上質なものになるかと言うとそういったわけではなく、それぞれに個性があり、また各熟成段階によって異なるファンの方もみえます。

テキーラのブランコはそのシャープなキレ味と原材料であるブルー・アガベ本来の香りが強調されているのが特徴でもあります。

 

 

テキーラ・ブランコの飲み方

冷凍庫などで充分に冷やしてからストレートでクイッと……。というのが私の好みではありますが、何も一気飲みをしろというわけではありません。塩やライムと一緒に味わうような伝統的な飲み方も捨てがたいですが、それはテキーラを愉しむための副材料として置いておくことにしましょう。

まずはテキーラをボトルごと半日以上冷凍庫で冷やしておきます。プレミアム・テキーラのテイスティング方法という記事でも紹介しましたが、一般的なテキーラの飲み頃の温度というのは10~18度になります。もちろん、これはレポサドやアネホなどの熟成されたテキーラを含んだ数値なので、熟成されていないプレーンなブランコの場合10~12度あたりで提供するのがおすすめです。

100%ブルー・アガベを使用しているようなプレミアム・テキーラの場合は、原材料であるアガベの特徴が強く感じられるものが多いのでほどほどの温度で。反対にミクスト・テキーラはブルー・アガベの使用率が51%以上と少なく、サトウキビ由来の蒸留酒がブレンドされたことによるマイルドな味わいが特徴ですのでキンキンに冷やしてからいただきます。

グラスは好みによってカバジートからショットグラス。ロックグラスやワイングラス、あるいは本格的なテイスティンググラスという中から好きに選んでみましょう。

先ほど述べた塩やライム、あるいはサングリータなどといったテキーラを愉しむための副材料は必ずしも必要というわけではありませんので、骨休めや次のブランドに挑戦する前に。また、プレミアム・テキーラなどの繊細な風味を持つものに対しては余韻を打ち消すような効果もあるのでほどほどに使用しましょう。

ストレートでブランコを愉しんだ後はカクテルがおすすめです。マルガリータやパローマなどといったテキーラの魅力を生かしたカクテルで各ブランドを飲み比べするのも楽しいですし、最近ではテキーラ・ハイボールやお湯割りのような焼酎やウイスキーのような他の蒸留酒にされていたような飲み方も普及してきています。

ブランコは特にピュアな味わいが特徴なので、そのことを念頭に置いてから自由に愉しみましょう。

 

 

おすすめのテキーラ・ブランコの銘柄

グラン・パトロン・プラチナ

ラスベガスのセレブ御用達の有名サロンがオーナーとなって成功したテキーラのメーカー。

その人気の高いパトロンの中でもグランパトロンは三回蒸留されており、最上級ラインにもかかわらずブランコとして生産されています。

ウルトラプレミアムテキーラと呼ばれています。

☑アルコール度数:

☑産地:ロスアルトス地方

 

カサ・ノブレ クリスタル

ブランコやシルバーといった他のテキーラに使用されている名前ではなくクリスタルと明記してあることがもっとも優れたブランコのテキーラを生み出すというカサ・ノブレの信念です。

手拭きボトルや有機栽培のアガベを三回蒸留させるなどといったこだわりが随所に感じられるプレミアムの中でも代表的なオーガニックテキーラ。

☑アルコール度数:40%

☑産地:バジェス地方

 

カーサミーゴス ブランコ

ジョージ・クルーニーとシンディ・クロフォードの夫の二人が共同で作り出したテキーラブランドのカーサミーゴス。

ブランコは最新設備の導入された蒸留所にてステンレスタンクで二ヶ月以内熟成。売上は南スーダンの独裁政権を監視するプロジェクトにあてられています。

☑アルコール度数:40%

☑産地:ロスアルトス地方

 

ドンフラノ ストロング シルバー

ドンフラノ・ストロングシルバーはその名のとおり50%の高アルコール。ステンレスタンクで60日間熟成されており、ドンフラノは一回目の蒸留が銅製の小型連続式蒸留機を使用しているという特色があります。

☑アルコール度数:50%

☑産地:ロスアルトス地方

 

エラドゥーラ プラタ

幸運のシンボル蹄鉄から命名された人気の高いエラドゥーラ。

およそ10年かけて育てられたブルー・アガベを蔵に存在している酵母で自然発酵。そしてアメリカン・ホワイトオークの新樽で40日間熟成されています。

☑アルコール度数:40%

☑産地:バジェス地方

 

雫 (しずく) 無ろ過 ブランコ

最後のひと雫まで飲み干して欲しいとの願いが込められた、初めての日本人プロデュースのテキーラ。内容はもちろんメキシコで製造されたアガベ100%テキーラで、中でもブランコはテキーラ界でも珍しい無濾過の製品になります。

足掛け10年の月日をかけて造られた、まさに日本人向けのプレミアム・テキーラです。

☑アルコール度数:38%

 

ポルフィディオ プラタカクタス

職人の手によるサボテンの入った手拭き瓶が特徴のポルフィディオ。ボトルの見た目に劣らずその品質も高く、ロバート・デ・ニーロが愛飲していることでも有名な銘柄です。

10年以上栽培されたブルー・アガベを使用し、3回熟成。CRTに加盟していないため正式にはテキーラと名乗れませんが、もっとも人気のあるプレミアムテキーラの一つです。

☑アルコール度数:39%

☑産地:ハリスコ州ラス・フンタス地区

 

アラクラン

ニューヨークを中心にブレイクしたブランコのみ生産されているブランド。

テキーラとしてはめずらしく連続式蒸留機を使用しており、飲み口はシャープでクリーン。冷凍庫でキンキンに冷やして味わうのがおすすめです。

☑アルコール度数:40%

☑産地:バジェス地方

 

 

まとめ

個人的には気分のよい日にグイッとあおりたくなるお酒がブランコのテキーラ。テキーラ好きが集まったときなどは盛り上がること間違いなし!なのですが、苦手な方もみえますので無理強いはやめておきましょう。

ひと口にブランコと言っても銘柄も種類もとても多く、その味わいも様々なものがあります。ただ単にブランコと言うだけで括ってしまうのではなく、アネホのようにしっかり味わってみると新しい発見が見つかってテキーラの世界が広がってくると思います。

テキーラについて | 流しのバーテンダー

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