新潟駅からほど近い見学できる酒蔵ということで見つけたのが今代司酒造(いまよつかさ)。

前日に訪ねた新潟駅に併設されていたぽんしゅ館にて教えていただいたのがきっかけです。

1767年から続く歴史ある老舗で、新潟においても戦後初となるアルコール添加を行わない全量純米仕込みを行った酒蔵でもあります。

新潟駅から近いと言っても多少の距離はありますので、立ち寄られる際はタクシーを使ったほうが便利な立地です。

 

見学は無料で、年末年始を除いて年中無休。

営業時間は9時から17時。

私たちが訪れたときには12時を除いて9時から16時まで一時間ごとにツアーが開催されていました。

さっそく中に入って受付開始。

他に予約された見学客が集合するまで自由に酒蔵入口を見学することができます。

精米歩合によって分けられた原料米や今代司酒造の歴史、アルコールの分析器などが展示されていて、酒蔵や新潟の日本酒文化を感じることができました。

 

程なくしてツアーの時間が来ると入口に集合します。

まずは基本的な日本酒の造り方の解説から。

洗米、蒸米、麹、もと、造り、上槽、貯蔵などの工程を頭に叩き込み、実際の現場に踏み込んでいきます。

まずは原料米の成形から。

建物は二階建てになっており、上がることはできませんが流れるように工程がみてとれます。

 

発酵槽。

今代司酒造のおもしろいところは新潟でも唯一木桶発酵を行っているというところです。

現在の新潟ではこの木桶樽の職人が残っておらず、この木桶は大阪で造ってもらっているという話でした。

近くで見ると相当に巨大です。

見学の後にこの木桶で発酵された日本酒も試飲できるということで後が楽しみになります。

 

そして上槽。

モロミからお酒と酒粕をわける作業です。

 

最後には貯蔵蔵を見学。

あっという間の短い時間でしたが、いろいろと丁寧に説明していただき大変勉強になりました。新潟の酒蔵は品質保持のため一般開放されていないところも多く助かります。

さらには少し突っ込んだ話もあったので充実した見学でした。

 

ツアー開始の入口に置いてあったのはかつて使用されていた実際の釜。

上を見上げると煤で真っ黒です。

この辺りにも老舗の酒蔵という感じがみてとれて歴史を感じます。

 

見学が終わるといよいよ試飲タイムに突入です。

もちろんお目当ては木桶仕込み。

ずらりと並ぶ日本酒のボトルですが、右から三番目に位置する杉の木で覆われたものが木桶仕込みにあたります。

上品でオシャレなボトルですが、年配の方にも昔飲んでいた日本酒に近い味わいと好評なようです。個人的にも好感のもてる味わいでした。

ここから好きなように各ボトルを試飲させてもらうことができます。

アルコールを飲めないドライバーの方にはノンアルコールの甘酒が二種類用意されていました。

午前9時からの見学ツアーでしたが、様々な日本酒を試飲させていただきすっかりほろ酔い気分です。

 

試飲会場の隣りにはお土産コーナーが併設されており、気に入った今代司酒造の日本酒を購入して帰ることができます。

中でも変わっていたのがこの日本酒ガチャガチャ。

ぽんしゅ館のものと異なり、こちらは本物のガチャガチャです。

一等の極上純米大吟醸から五等まであり、カプセルにはいった色のついたコインと引き換えに日本酒の小瓶が進呈されます。金額は一回400円。

 

予定に入っていなかったため、急きょ訪問させていただいた今代司酒造の酒蔵見学でしたが、とても充実させていただきました。

今代司の日本酒は私の住んでいる地域ではなかなか手に入らない銘柄ですが、公式サイトから取り寄せることもできるということでたまに購入してみようかと思います。

極上も捨てがたい味わいでしたが、やはりおすすめは木桶仕込みですねー。

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