chsaaaanif001

チーズカッターにグレーター、ギロチンやジロール、ヤギ専用のナイフ……チーズ専用のナイフだけでもすごい種類があります。

近くのお店に行ってもなかなか販売されていないし、話を聞ける専門店も少ない……

チーズに興味があって、これから本格的なものにチャレンジされようという方から「普通に家庭にある包丁ではいけないの?」という疑問の声をいただくとこがあります。

いざ調べてみるとチーズの種類は多いし、いろいろ試してみたい。しかし、道具の種類も多いので二の足を踏んでしまうのかもしれません。

そこでチーズナイフの種類と共に、どのようなチーズにどのような形状が適しているのかを解説していこうかと思います。

ナイフの形状とチーズの相性

いきなり否定から入りますが、チーズは好きで食べるものです。

日本人の食生活の中ではどちらかというと嗜好品にあたります。日常生活において好きなものを食べるの時、道具や作法を気にされているでしょうか?

そうです。私の個人的見解ですが、はじめのうちは道具にこだわる必要はないと思います。

ご家庭にあるペティナイフでも十分に活躍しますので……

それでは何故このような紹介をするかといいますと、チーズナイフの形状によって味わいや食感が変化したり、チーズの製法によって最適なナイフが存在するからなのです。

まずは、いろんな種類のチーズを食べ、自分の好みが把握できたのならそこから初めて道具を揃えていったほうがよろしいかと思います。

その後、好みのチーズの世界を広く追及していくのが一番楽しめる方法だと思います。

 

オメガナイフ

適したチーズタイプ :白カビ、ウォッシュ、ハード、全般

チーズナイフと言えばまず思い当たるほど有名なナイフです。

波打った刃は白カビなどの外皮が硬く中身のやわらかいチーズを優しく切り裂き、大きな穴の空いた形状がチーズがくっつけさせません。またハードタイプのチーズなども簡単切れますので、こちら一本あればほとんどのチーズに対応できる万能型になります。
初めてのチーズナイフのご購入でお悩みでしたら、こちらを一つ手に入れれば間違いありません。

 

・クロタンナイフ

適したチーズタイプ:シェーブル
ちょっと画像が見当たらなかったので申し訳ありませんが、刃先が短くメスのような切れ味を持ったナイフです。
別名シェーヴルナイフとも呼ばれ、その名の通りヤギのチーズをカットするときに使用されます。
シェーヴルの組織は脆く崩れやすいので通常のナイフでは真っ直ぐに切ることができません。そこで鋭い切れ味を保ったナイフが必要になるわけです。

 

パルメザンナイフ

適したチーズタイプ:ハード

名前の通りパルミジャーノなどの超硬質チーズを砕くようにして使います。
ひと口サイズのゴロっとしたハードタイプを提供する際に使用されているのがこちらのナイフです。

ハードタイプのチーズは水分量が少なく砕けやすい性質があります。また、熟成によるアミノ酸のジャリジャリとした食感を損なわせないために、こちらを使用することがあります。

使い方は、アイスピックでかち割り氷を作るときのように叩いていく感じです。

刃の形状がアーモンドに似ているのでアーモンドナイフとも呼ばれたりしています。

 

グレーター

適したチーズタイプ:ハード

ハードチーズをすりおろすために必須なおろし器です。

パスタやサラダなど、料理のちょっとしたお供としてチーズが活躍する場面で登場します。ご家庭ではもっとも使用頻度の高いものかもしれませんね。

使い方はブレード部分に直接硬質チーズを当てて削るだけです。細かいチーズの粉が溶けやすくあらゆる食材に利用できます。

コンパクトサイズのこちらは、場所もとらず、デザイン、使い勝手ともにすぐれているので大型のグレーターよりも場所をとらずおすすめできます。

 

チーズスライサー

適したチーズタイプ:ハード

薄くスライスされたチーズは口溶けもよく、イタリアンなどでもよく見かけるオシャレなカット方法の一つです。
同じハードタイプのチーズ提供する場合であっても、スライサーを使えば薄くなめらかに、パルメザンナイフを使えば存分に旨みを味わえます。グレーターで細かくチーズをすりおろすのもいいですが、薄くスライスされたチーズをサラダなどに盛り付ければワンランクアップした料理のように見えます。
ハードタイプを料理に多用される方はこの辺りのナイフを揃えておくと、料理に幅が広がり新しい創造力をかき立てるでしょう。

もちろんそのまま食べても美味しいですよ。

 

ギロチン

適したチーズタイプ:青カビ、ハード

物騒な名前のこちらはその名の通り、チーズを丸ごと裁断する道具です。

ブルーチーズなどの脆く崩れやすい、それでいてシェーヴルチーズよりも大型のものを安定してカットすることができます。ピアノ線が上から均等に降りてきますので、ハードタイプでも安定してスパッと切れます。

問題は場所を必要とするためにチーズをメインで出しているレストランやショップなどでの利用が多いものになります。

 

ピアノ線チーズカッター

適したチーズタイプ:青カビ、シャーヴル、ハード

先ほどのギロチンの小型版です。持ち手の間にピアノ線が引かれ硬質チーズでも冷蔵庫から出したてのバターでも美しくカットすることができます。

使い方の単純で場所をとらず、シンプルな構造ゆえ洗浄も簡単なので現場では重宝する道具の一つです。しかもお値打ちですしね。

ただ、根元まで切るのに少々コツが必要で、真っ直ぐに切るときなどは、チーズをかまぼこ板のような台にのせたりすると綺麗に切りやすいと思います。

 

ハードチーズナイフ

適したチーズタイプ:ハード

名前の通りハードタイプのチーズを切るときに使用します。

形状が独特で、力を入れながら硬いチーズを切断することができます。こちらは刃渡り80mmのものですが、大型のものもあり、そちらは大型のハードチーズの塊やブリーなどを美しくカットできます。

オメガナイフよりもハードに特化していますので、ソフトタイプのチーズを召し上がらない方にはこちらのほうがよろしいかもしれません。

 

ジロール

適したチーズタイプ:テット・ド・モワンヌ

こちらはもっとも専門的な道具の一つです。テット・ド・モワンヌと呼ばれるスイスのセミハードタイプのチーズに利用されます。
これば台座の上にチーズを塊ごとのせ、上部のハンドルを回すことによってチーズを削りだすという道具です。削りだされたチーズは花のように美しく、濃厚なコクと口どけのよい甘さがなんともいえません。
こちらはオランダの老舗メーカーの商品ですが、台座部分が大理石で作られており、直接冷蔵庫で保存することによりチーズの温度上昇を適度に保ってくれるという特性があります。

 

テーブルナイフ

適したチーズタイプ:白カビ、ウォッシュ

テーブルの上でカマンベールなどのソフトタイプのチーズを切り分けるタイプのナイフです。

他のチーズナイフよりも見栄えのするデザインでお客様の前などでも提供しやすいものです。

先の部分が二股にとがっており、チーズを刺して口に運んだりもできます。サーブするときなどにも一つは置いておきたいナイフです。

こちらのようにチーズボードを組み合わせることによって、食卓にオシャレな演出ができます。自宅でのパーティーの際にも活躍すること間違いなしです。

 

 

まとめ

基本的なチーズナイフのご紹介でしたが、いかがだったでしょうか?

オメガナイフ一本あれば大体の用途には満足できるのですが、もしハードチーズをお好みであればスライサーやパルメザンナイフも取りそろえておくと一層愉しみが広がります。

このようにチーズの楽しみが膨らんできますので是非ともいろいろなナイフにもチャレンジしてみてください。

今回は書いていませんでしたが、熟成しきったトロトロのソフトタイプのチーズなどはカットできませんので、スプーンなどでサーブしてください。

これからも豊かなチーズライフをお楽しみください。

チーズについて | 流しのバーテンダー

その他のチーズに関する記事

8つから把握していくチーズの種類について

今回はチーズの種類についてですが、実はこれ結構、種類分けの方法があったりもします。 世界各国で作られるチーズ。・・・

コメントなし

用途から選ぶおすすめのチーズナイフ!

チーズカッターにグレーター、ギロチンやジロール、ヤギ専用のナイフ……チーズ専用のナイフだけでもすごい種類があり・・・

コメントなし

チーズを通販で購入するならネットの専門店でお取り寄せするのがオススメ

美味しいチーズを食べようと思ったとき、まず最初に悩むのがチーズの購入先です。 手軽に購入できるところといったら・・・

コメントなし

必見!チーズの作り方!!ナチュラルチーズとプロセスチーズについて

チーズの作り方と聞くと、なにやら専門的な話に聞こえてきますが実際にそう難しい話ではありません。 最近ではレスト・・・

コメントなし

ヤギのチーズ「シェーブル」とは?特徴や種類、おすすめ食べ方について

独特な発酵臭があり、チーズ好きの中でも好みが分かれるヤギのミルクで造られる「シェーブルチーズ」 フランスでは「・・・

コメントなし