ゆいレール美栄橋駅から国際通りとは反対の方向へ歩いていくと、手づくり感のあふれる素敵な居酒屋さんが見えてきます。
ここが「まーちぬ家」です。
ちょうど用意したホテルがこの辺りだったので、近場によい飲み屋はないものかと探していたところ、こちらに辿りつきました。
後々知ったのですが、観光はもちろん地元でもかなりの人気店で予約しないとなかなか入ることができないとのこと。
写真は夕方を過ぎていますが実際はオープンしたての時間に行きました。
私はホテルにチェックインした後すぐに出かけたので予約なしで入れました。非常に運がよかったです。
店内はすべて手作り
まーちぬ家。
私は沖縄の言葉に明るくないので店名は、さっぱり意味がわかりませんでした。戻ってから調べてみたところ「松」という意味だそうです。
なるほど。
たしかにお店は内側も外側も松が豊富に使われていました。壁から天井、トイレのドアノブに至るまですべてです。
ちょうどお手洗いのあたりに「まーちぬ家」を特集した記事が貼りつけてあったので確認してみたところ、この店全体に使用されている琉球松の切り出しから内装に至るまで大将みずからの手づくりだそうです。
手づくり感のあふれるアットホームなお店だとは思っていましたが、まさかここまでこだわった店づくりをされているとは恐れ入りました。
今から出てくる料理にも期待がこもります。
絶品の沖縄グルメの数々
さて沖縄初日の夜です。
翌日にはオリオンビールの工場を見学する予定なのですが、待ちきれません。フライングしてオリオンビールを注文してしまいましょう。
真冬でも暖かいところでビールが呑みたい!!オリオンビール工場見学 | 流しのバーテンダー
沖縄料理と言えば真っ先に思い浮かぶのゴーヤチャンプルー。
私は欲張りなのでいろいろ食べてみたいと思い悩んでいたところ、なんと少な目に用意していただけるということ。大将のお心遣い痛み入ります。
さっそくやってきたゴーヤチャンプルーをいただきます。
うまいっ!
余計な言葉は必要ありませんでした。
今まで食べたことのあるもので一番好みな味つけです。
こうまで美味しいと、調子に乗っていろいろと頼んでしまいます。悪いクセですね。
せっかくの好意に便乗して思う限り注文してしまいました。
ジーマーミ豆腐やラフティー。どれも沖縄料理の定番です。
ミーハーですみません。
しかし、こういう定番料理が美味しいと嬉しくて、なんでも注文してしまいます。
せっかくなのでお刺し身もいただきました。
この柑橘類。
まるで小さなミカンのようでした。
見たことのないものだったのでなんだかわかりません。
大将に尋ねてみるとシークワーサーという答え。
ものすごく普通でした。
弁解をさせてもらえば、シークワーサーと言えばもっと青々しく、硬いものかと思っておりました。完熟するとこうも変わるものなんですね。
やわらかくフルーティーです。
これならカクテルの素材としてもおもしろそうです。
さて、たらふく絶品の沖縄料理とオリオンビールをいただいたところで、シメに何かないものかとメニューを探してみます。
するとありました。
見慣れない言葉が……
イカスミジューシー???
しかもご飯もののところに記載されております。
いったいどのようなものかは想像つきませんが、ここはチャレンジしてみましょう。
しばらく待つこと数分。
出てきたのはこちらでした。
イカスミの炊き込みご飯?
いや、もっとこうおじやに近いような……
この名前は初めてききました。どうやらジューシーとは雑炊や炊き込みご飯のことのようです。
やっぱり現地は違いますね。驚きの連続です。勉強になりました。
イカスミのせいで見た目は塩辛そうですが、存外さっぱりとしており食べやすいものでした。
地元に戻ったら沖縄料理屋で注文してみましょうかね。
沖縄料理も堪能したところでバーホップといたしましょう。
まーちぬ家。非常によいお店でした。
沖縄料理に興味ある方はぜひ一度うかがってみてください。
あ、それと沖縄の夜と言えばシメにステーキをお忘れなく。こちらもオススメです。
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