新潟市へ向かう途中に立ち寄った燕市のラーメン屋さんで発見したこのビール。

新潟限定のサッポロビール「風味爽快ニシテ

よくよく見てみると生ビールではなく、生ビイルという表記。

車で移動中だったのでこちらではパスして話だけでも聞いてみることにしました。

この風味爽快ニシテは、サッポロビールの設立者大倉喜八郎氏は新発田市の実業家であり、その縁により新潟限定のビールが発売されているということでした。さらには、北海道の開拓使麦酒醸造所初代醸造技師の中川清兵衛氏は現在の長岡市出身。開拓使麦酒醸造所はサッポロビールの基となっているので奇しくも二人の新潟県出身者によってサッポロビールの基礎が築かれたというわけです。

新潟ではメジャーなビールということでコンビニでも販売されていると聞き、お土産にもちょうどよいと思ったので道中で購入していくことにしました。

 

新潟市で用事を済ませてから古町で飲んでいた帰りのこと。何やら見慣れぬコンビニを発見。

新潟市を代表するサッカークラブ、アルビレックス新潟カラーのローソンでした。

せっかくなので店内を偵察することにしましょう。

店内はアルビレックス新潟のクラブカラーであるオレンジやブルー。

上部や壁際にはサイン色紙も並び、Tシャツや自由帳などのグッズも満載です。

どうやらローソンはアルビレックス新潟のオフィシャルスポンサーだということで、このような公式ショップのようなお店を出店しているようです。

 

しばらく辺りを観察していると、面白いものも見つけました。

アルビレックス新潟のデザインが入ったワンカップ菊水です。

ワンカップの菊水は他県でも手に入りますが、このカラーリングはここだけのものです。ということでこちらも購入。

これはもしやと思い探してみると、ありました。冷蔵のビールコーナーに新潟限定のビイル風味爽快ニシテ。

思ったとおりアルビレックス新潟のデザイン缶です。

店内の2/3は通常のローソンだったので危うく見逃していたかもしれません。

すでに通常の風味爽快ニシテも購入していましたが、こちらのようなアルビレックス新潟のデザインは施されていませんでした。思わぬ見つけものです。

 

風味爽快ニシテの内容としては、麦芽100%の非熱処理の生ビール。

もちろん原材料は麦芽とホップです。

アルコール度数は5%

サッポロビールの発展に貢献した新潟に感謝の意味を込めて2012年から発売されています。

中川清兵衛氏が追い求めていた麦芽100%の旨みと初代ビールの「風味爽快ニシテ健胃ノ効アリ」という宣伝文がモチーフ。麦汁の仕込み時に徐々に温度を上げていくことで旨みを引きだすインフュージョン製法。そしてバランスのよい苦味と香りを追求した二段階のホップ添加が特徴です。

写真がぼやけてしまいましたが、しっかりとしたクリーミーに仕上げられた真っ白い泡。そして透き通った薄いゴールドの色あいです。

香りは弱めですがホップが強調されています。

味わいは、クリーミーな泡と一緒にきめの細かい炭酸が舌をはじき、サッポロにしては風味が抑えられています。その分ジューシーといった印象があり、麦汁の旨みが豊富です。そして余韻は心地よいホップの苦味が続きます。

全体的に飲み易いサッポロビールというイメージです。アサヒのようなキレはありませんが、決してボディが薄いということはありません。苦味が抑えられている分、旨味が増えているといった感じでしょうか。新潟県の食生活に合わせた構成ということで、苦味を抑えられた味わいが魚を中心とした料理によく合いそうです。

そういえば話は変わりますが、東京のヱビスビール記念館に訪れたときに「初めてビールを嗜む新潟の紳士」という明治辺りの写真がありました。その時はどうして新潟の写真かと思っていましたが、新潟とサッポロビールにはこういった深い繋がりがあるんですね。

新潟県限定というのがもったいないですが、ご当地ものとして充分な実力のあるビイルですので、新潟によられた際は購入をおすすめします。

自宅に帰って調べていたところ、アマゾンで販売されていました(笑)

ちょっと情緒がないような気もしますが、手軽に手に入るということはありがたいのでよしとしておきましょう。

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