アサヒ・スーパードライと言えば日本でもっとも知名度があるビールの一つですが、そのスーパードライはなんと今年2017年で誕生30周年を迎えました。

1987年3月17日に発売を開始したアサヒ・スーパードライは、今年の3月14日より期間限定の特別醸造「アサヒ・スーパードライ・エクストラハード」を発売。ラベル上部にも大きく記載されていますので店頭でも目を惹くことと思います。

概要としてはスーパードライ史上最高の発酵度。超刺激を銘打ってあるように従来以上の刺激的なキレと辛口、飲みごたえなどにフォーカスを当てた商品となっているようです。

原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと従来と同じ原材料。

アルコール度数の方は5.5%と0.5%ほど高くなっています。

グラスに注ぐと立ち上がる真っ白い泡。最近クラフトビールばかり楽しんでいましたので、ひさしぶりにスーパードライに巡り合ったという感触をうけます。泡立ちの程度はほどほどで、通常のスーパードライとの違いは若干色が薄いかな、という印象。

香りはホップの苦味が力強く、どれほど辛口に仕上がっているのかに期待させられます。

ひと口目の感想としては「あれ?思ったより受け入れやすいぞ」といった、予想していたほどの辛さではなく、遥かにまとまってバランスのとれているといったイメージです。たしかに今までで経験をしたことのないほどビールにおいてはドライな味わいですが、なんと言いますか、苦味と繊細さを兼ね合わせた辛口のミディアムボディ。辛口という味わいだけで言えば発泡酒や第三のビールでも存在しますが、こちらは他の不純物をなくした純粋な辛口のビールといった具合です。表現としては、アサヒ・スーパードライの粋を結集したという感じでしょうか。他社に真似の出来ないスーパードライならではの感覚が素晴らしいと思います。

スーパードライ・エクストラハードを選択しておいて、ヨーロッパ系のビールのような華やかな香りや味わいを求めている方は少ないかと思いますが、非常にドライで辛口のビールを求めている方には最適な仕上がり。「まるで水のような味わい」という日本酒の褒め言葉にもあるように、ヨーロッパ系のビールとは真逆の価値観を体現した存在です。近頃では芳醇で豊かな風味のビールがもてはやされる風潮もありますが、このアサヒ・スーパードライ・エクストラハードこそ、ある意味、日本人が求めるお酒に対する一つの価値観に対応した答えなのではないか?と考えさせられます。

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