最近プライベートでハマっているコエドビールの伽羅です。
コエドブルワリーは埼玉県の川越市にあるクラフトビールメーカーです。
今まで私の家の近所で販売されているところはなかったので、インターネットなどを利用して取り寄せるなりしていたんですが、最近になってようやく近場の酒屋さんが置いてくれるようになり手軽に購入できるようになったので嬉しい限りです。
コエドビールは日本の色にちなんで5つの銘柄を生産しています。今回はそのうちの一つである伽羅になります。
伽羅色という色は私も知らなかったのですが、日本の伝統色の一つとして分類が存在しているようです。
さっそくグラスに注いでみると、ほんのりと茶色かがったゴールドに見えます。
調べてみると伽羅色というのは茶色がかった黄褐色のことのようでした。たしかにわからなくもないですね。
始めはビールの本体色もラベルのような色あいかと想像しておりましたが全然違いました。
続いて泡を確認してみましょう。
泡持ちはそこそこ。注ぎ方の問題もあるでしょうが、きめ細かいわりに泡の引きははやく感じじられました。
そこから真っ先に立ち昇る苦味の効いたホップの香り。たまりませんね。
口に含むとフルーティーな味わいと共に後味にホップの苦味が効いています。少し時間が経過すると柑橘類のようなさわやかな風味が出てきました。そこから説明書きのとおり白ブドウのようなニュアンスが感じとれます。
原材料としてはアロマホップに6種類の麦芽を配合しているということです。
酵母は低温発酵のラガー酵母。
アルコール度数は5.5度と若干高め。
ジャンルとしてはインディア・ペールラガーとなります。これはIPA(インディア・ペールエール)のレシピに通常の上面発酵のエール酵母ではなく、下面発酵のラガー酵母を使用して生産されているビールのことを言います。
フルーティーかつ、ホップの苦味をしっかりしているので近年人気の高い製法の一つです。
実は2012年のリニューアルされる前に呑んでいたのですが、そのときはあまり印象に残ってはおりませんでした。しかし、現在生産されているリニューアル後の商品は私のお気に入りのビールの一つになっています。
クラフトビールがお好きな方はもちろんですが、濃いめのビールが苦手という方であっても気楽にチャレンジできる万能なビールに仕上がっていると思います。
☑ワールド・ビアカップ2014銀賞(アンバーラガー部門)